使いやすさにこだわった奥様目線の間取り

お施主様は、30代のご夫婦とお子さんの3人家族。
お家のテーマは『家事ラク動線』。
毎日の子育てや施主奥様の家事の負担が少しでも減らせるように、使いやすさにとことんこだわり、プランニングしました。

玄関からの動線を、リビング側だけでなく直接キッチンへ。
買い物の重い荷物をそのまま運ぶことができます。
キッチンの手前にはパントリーも設けており、買い物の整頓も楽チンです。
玄関には手洗い場を設け、帰宅してすぐに手を洗うことができます。

キッチンには、家の外からも取り出せる蓋付きのゴミ置き場を造作しました。
グレー色のパネルがオシャレなキッチンに、調味料などがおけるニッチ収納を作りました。

室内干しができるランドリールームにファミリークローゼットを設けました。
洗う→干す→しまうの手間を一箇所で行うことができてとっても便利。
ランドリールームからそのままウッドデッキに行ける動線で、洗濯物を抱えて干場に移動する手間もありません。
お風呂の窓からウッドデッキのドアへと一直線で風が通るため、梅雨の時期の室内干しでも生乾きになる心配もいりません。

リビングとウッドデッキが繋がり広々とした空間。そして、大きな金木犀の木を望むことができます。
リビング天井には自然素材の杉をあつらえ、リビング全体に杉の優しい香りが広がります。
ダウンフロアのスペースは畳になっているため、お子様が小さいうちは遊び場として大活躍。
窓を開けるとリビングと一体化する広々としたウッドデッキは、お友達を招いてBBQなどアイデアによって様々な使い方ができます。

キッチンの天井には間接照明を組み込み、高く設けられたキッチンカウンターでお酒をたしなみ、気持ちはまるでオシャレなバーにいるかのような雰囲気となりました。

旦那様のお仕事や勉強などができるスペースとしてキッチン横にこじんまりとした書斎を設けました。
ワークスペースとして使わなくなっても、趣味の部屋などライフスタイルに合わせて便利に使うことができます。

2階の子供部屋は、将来のライフスタイルに合わせて変えられるように仕切りを設けていません。
時が経つごとに家族のライフスタイルの形も変化していくため、初めから完璧に作り込まないことで、将来のライフスタイルにも柔軟に対応することがきます。